LGBT就活サイトで大手企業就職も可能に!?就職したいセクマイ必見
こんにちは~(^^♪
2015年4月に
LGBT就活←リンク
というサイトがオープンしていたのをご存知ですか?
昨今LGBT界では
・渋谷区同性パートナーシップ制度
などなど・・・
たくさんの前向きなニュースがあり
今まで閉鎖的に生きざるを得なかったLGBTの方々の生活にも
暖かな光が差し込んできているように感じます。
電通が発表したデータによると
現在日本のLGBT当事者は13人に1人の割合でいると言われており
その名前をテレビなどのメディアでも多く耳にするようになりました。
そんな中、大手企業がLGBTの人々への積極採用に乗り出しています。
こんな記事を見つけました。
「LGBTの学生には、企業が求める優秀でグローバルな人材が多い。LGBTへの理解がない企業は、優秀な人材を逃している」
渥美氏は、LGBTの学生は以下の傾向があると指摘する。
(1)自分について掘り下げて考え、自立心も強い(2)日本より生きやすい場所を求め、語学の習得に励む人や、留学経験者も多い(3)将来への不安から、資格を取得したり高学歴の人が多い(4)マイノリティーに対する温かい視点や柔軟性がある──。まさに、企業が求めるグローバル人材の宝庫といえる。
このように語っているのは東レ研究所の渥美由喜(なおき)さん。
また、他の記事でも
ファッションや音楽、映画などのクリエイティブ産業には同性愛者が多いと、よく言われる。
その理由について、よく「(同性愛者の人々は)美意識が高いから」などと語られる。美意識が高いからこそ、社会的なジェンダーの枠組みを超えてしまうのだろう、と。
もしそうだとすると、なぜ同性愛者の人々は美意識が高いのだろうか?
それは彼等彼女等が社会的マイノリティであるからだと、僕は考えている。
と内野宗治さんは綴っておられます。
このような考え方の普及もあり
LGBTの人々を積極的に採用したいと考えている企業は少なくないんです。
LGBT就活(←リンク)のサイトでも
聞き覚えのある大手企業が多く紹介されています。
例えば、野村證券株式会社。
かなり大手ですね、知らない人はほとんどいないでしょう。
野村証券では、2010年からLGBT積極採用に向けた取り組みを行っているようです。
まず、社内倫理規定を2010年に改定し、人権の尊重という項目に「性的指向」と「性同一性」に関する記載を入れています。
また、管理職になる人などに向けた研修では必ずLGBTのスライドを入れ、正しい知識と理解に力を入れているということです。
実際にLGBTの方も働かれていますし
社会の流れがどんどん変わってきているのを感じますね(^^)/
このような企業が増えてきている一方
現実問題、LGBT当事者は就職するにあたって
セクシャリティをカミングアウトするか否かでやはり悩まれている方が多いようです。
特にトランスジェンダーの方に関しては
服装・トイレ・更衣室などの問題やアイデンティティに基づく性別で働くために
カミングアウトせざるを得ない状況も考えられます。
すでに戸籍を変更されているGIDの方なら別なのですが
戸籍変更やSRSなどの治療に向けての資金を稼ぐためにも就職したいGIDにとっては
このような問題は簡単に片付けられることではありません。
Twitterでも就活に関してLGBTの方の声を聞くことができます。
いくつかご紹介しますと・・・
MTFの方 ↓
TGのハードルは何カ所もあります…極端な話履歴書の♂・♀どっちに○をするのか?ってところから始まるわけですから…また、名前の変更が出来てない状態も十分にありうるわけで…スーツが…という単純な話じゃない訳です…
そもそも、履歴書を書くところから問題だらけですね。
企業側から「LGBT用履歴書」みたいなのを発行してくれたりすれば楽かもしれないですよね~。
履歴書に戸籍上の性別をやむを得ず記入することで
デリカシーのない質問・発言をされたり、カミングアウトの負担が出てきてしまいます。
それを企業が提示したLGBT用の履歴書などがあれば
すでに理解や知識があるのだと安心して面接を受けられるのではないでしょうか?
他にも
社員のレベルが低いほど、許容度も低くなるから、可能な限り良いところへ就職せよ。
このようなツイートも・・・
少し言い方は悪いですが、言わんとすることはなんとなくわかりますね。
それこそ、野村証券のように研修の段階から
新入社員にLGBTの正しい知識を教え、理解させることが重要なのかもしれません。
”レベル”と一言で言ってしまうと人格まで否定しているようにも感じますが
これは社員の持つ正しい知識のレベルであって
”可能な限り良いところ”というのはLGBT就活のサイトで取り上げられているような
きちんとした知識を社員が持つように教育をしてくれる企業
であるのではないかと僕は解釈しました。
一方で
私は「セクシュアルマイノリティに興味があります」って言いながら、病院の面接受けたよー。最終的に、「うちにもそういう患者さんがいるよ」って言われたとこに就職できました♪だからって何かしてるってわけじゃないんですけど、自分ではアクションできたかなってスッキリしてます☆
カミングアウトしても全く問題なく就職できたという例もあるようですね。
それに、就職先が医療機関ということもあり、すでに理解があったのかもしれません。
またFTMの方 ↓
私はFTM未ホル未オペ、改名すらまだですが、カミングアウトしまくって内定をいただいたところで働いています。就活中のLGBTの皆さん、本当につらいことも多いと思いますが、社会のどこかに自分の場所があると思って諦めないでくださいね。
この方は自ら積極的にカミングアウトされていたようですね。
”しまくって”という表現からも分かりますが
その積極性と堂々とした態度を企業側も買ってくれたというのもあるかもしれません。
このように積極的にカミングアウトできる方もいらっしゃるとは思いますが
大半の当事者にとっては難しいところです。
ただ、いつも自信のない態度で内気でネガティブな人は
LGBTでなくたって採用されないですからね(笑)
そこは当事者の方々にも間違ってほしくないところではあります。
不採用の理由が果たしてセクシャリティなのか・・・
全てをそれのせいにはせず、あくまで働かせてもらう立場であるということを忘れず
1人の人間であることを前提に就職活動に励むことが第一だと思います。
LGBTという言葉がたくさん世間に浸透し
たくさんの企業がLGBTに対して関心や期待を向けるようになってきた現在。
LGBTの方々があらゆる分野で活躍し
社会で大きな役割を背負っていくような時代も遠くはなさそうです。
就職活動でお悩みのセクシャルマイノリティの方へ。
このようにLGBT就活(←リンク)を支援してくれる企業や団体がたくさんあります。
こういったところを頼って就職するのも良し。
上でご紹介したツイートのように
勇気を出し、自らLGBTであることをアピールして就職という勝利を勝ち取るのも良し。
もう自ら起業しちゃったりもありです!
僕たちLGBTの活躍の場は確実に広がっています。
たくさんの方が夢を追い、叶え、社会に貢献できる未来になると良いですね(^^♪
ちなみに芸人の世界は
セクシャリティは恐ろしいほどの武器ですよ( *´艸`)
誰も持っていない個性は武器になります!
僕も他のおなべ芸人が出てきて活躍し始める前に売れなきゃ!ww
セクシャルマイノリティ芸人も実はたくさんいますからね( *´艸`)
最後番宣で~す(笑) ↓
毎月最終火曜日22:00~は
セクマイ芸人による暴走・偏見バラエティ
ニコ生にて絶賛放送中です!!
ぜひ遊びに来てね~(^^♪